生後100日目前後

産まれた子どもが初めて大人と同じものを食べるという成長の節目のお祝いで、百日目のお食い初めが「百日（ももか）の祝い」です。
「しっかりご飯を食べて、健やかに育ってほしい。」との願いを込めて子ども用の茶碗、箸などをそろえ、箸で食事する一人前の人として扱います。
食べるものに困らないように「百日の一粒食い」といって、ごはん粒をひとつ口に入れたり、尾頭つきの鯛などを食べさせる真似をします。
「歯がため」といって、丈夫な歯が生えるように、お膳にきれいな石をのせます。

三歳と五歳の男の子、三歳と七歳の女の子が晴れ着を着て神社に参ります。
成長の大切な時期に氏神様にお参りして守っていただくとともに、神様からも地域社会からも、ひとりの人間として認められる行事です。